バンコク最後の夜を向かえ、テーメーの人気嬢ソムと別れてホテルに向かった。
切ない気持を背負いながら、いろいろと物思いにふけっている自分がいた・・・・
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ホテルに到着したのは、もう深夜2時近くであった。フロントから鍵を預かり、部屋に向かった。
部屋に入り、テレビのスイッチを入れ、エアコンを掛ける。このタイのテレビも今日で見おさめ。バラエティ番組を見ても、言語は全くわからなかったが、タイ人独特のトーンの高さがおもろい。
涼しくなってきたところで、一服して、ベッドの上で仰向けになる。
今日で最後か～。今回も楽しかったな。バンコク・バカンス！
似焼け笑いをしてしまう俺。バンコク離れるのは切ないが、充分過ぎるほど満足した。今回のバカンスは、予約取るのが難しい極上ペントハウスモデルを専属コンシアが俺の為に手配してくれた事を考慮すると過去、最高の聖戦だったかもな。本当にみんな、ありがとう！
気を取り戻したかのように、帰国準備をする。スーツケースの中にタイの土産モノや衣服を綺麗に詰め込む。不要になった愛読雑誌『アジアンキング』最新号をゴミ箱に捨て、あっというまに荷造りが完了した。
荷造りを終えて、シャワーを浴びる。シャワーを浴びた後は、もう眠気はすっかり取れてしまっている。勝負パンツの一つである丸井で購入したラメ入りの『LUCKY!』という文字のついた黒ボクサーパンツを履く。そう言えば、このパンツはアクアのキャンディーとの聖戦で着用したものだな。懐かしい～。
空港のチェックインは早朝6時だから、4時30ぐらいにホテルを出ればいい。それまでは、寝ることはやめて、いつものように日記を書く。今日の出来事をスラスラと綴っている俺。
日記を綴り終えた後は、何もすることがなくなった。五木寛の小説は機内でみるから、今はいい。
どうしょうかな？エアコンが効いてきて、鳥肌がたつ。とりあえず、毎日やっている腹筋100回をベッドの上でテレビを見ながらやったが、やはり腰が痛い。渾身のストンピングに堪えているようだ。
腹筋は止めにして、改めて鏡の前でボディーチェック。顔はイケてないが体は格別だ。この腹筋もモデルたちにいっぱい触らせたよな。あははははははは。美女に触らせる為に日々、本場ムエタイと通じて体を鍛えたからね。引き締まったボディーに酔っている俺がいた。
ムエタイ・・・・・。色々なジムを訪問して一緒に練習したよな。アマチュアの試合に出ている俺にとってはいい練習となった。特に左ミドルと首相撲は、いろいろと学ばせてもらった。日本に帰国して、早く試合に出たいぐらいだ。自信に満ち溢れている。
ナックモエ（ムエタイ選手）を見習って、俺もハングリーに強く生きて行こう。仕事もバリバリ頑張る。でも頑張り過ぎたら、おかしくなるから、息抜きも必要。その息抜きにバンコクがある。俺は、オンオフ切り分けられているから、幸せかもしれん。一人身である程度、余力あるし、これが妻子持ちなら、絶対不可能だからね。
俺にとって、バンコクで欠かせないもの。
それはアムスレルダムとプラザのアクアとラ・ベルだ。究極的に俺を満足させてくれるバンコク三大聖地である。
専属コンシアがいるだけに、こんな天国はどこに行ってもあり得ない。とても癒される。興奮させてくれる。
このＭＰがなければ、俺はどこで発散したり、心身ともに楽しめる事ができよう？
そういう意味で日本の高級ソープは、終わってるな。バンコクとは天地の差があり過ぎる。
どうせ、遊ぶなら、極上の女、それも容姿端麗の美を兼ね備えたモデルが一番。
あらためて、バンコクでのありがたみを感じている俺であった・・・・・
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